サマー・ワーク・キャンプ2018
「パフォーマンス・コミュニケーション“力”の向上」
日時
2018.9.15(SAT) 12:00-16:00 (イベント本体)
2018.9.16(SUN) 11:00-12:00 (アフタートーク)
会場
新宿シアター・ミラクル(東京・新宿)
プログラム
プログラムの詳細は現時点での予定です。後日変更となる場合がございます。(2018/09/07更新しました!)
9月15日(土)
12:00 開会挨拶
12:10 劇団フェリーちゃん presents 声の出し方講座
13:10 途中休憩
13:20 SLiiiC presents 3分間で分かる学校図書館
13:30 SLiiiC presents これがグループ・ブックトークだ!
14:30 途中休憩,演劇公演準備
15:00 Short Cruise with SLiiiC『新涼灯火の司書物語。』
15:30 Short Cruise with SLiiiC上演後アフタートークイベント
16:00 1日目終了,
16:15 シアター・ミラクル内で懇親会(ご参加の方は参加費を当日受付で頂戴します。)
9月16日(日)
10:30 受付開始
11:00 アフタートークイベント,SWC2018の成果振り返り
12:00 終了
参加費
前売り,当日とも 1,000円(演劇作品鑑賞だけでも,SLiiiCのSWCイベント全て参加でも同じ料金です)
代表からの挨拶
SLiiiC では「グループ・ブックトーク(GBT)」という手法に数年前から注目してきました。GBTは、児童・生徒に取り組んでもらうための読書活動です。素晴らしい可能性を秘めた手法であることは、これに取り組んだことのある方にはよくわかっていただけることでしょう。GBTは、1)グループ(通常3~5人)で、2)あるテーマ(キーワード)に添って、3)一人1冊ずつの本を、4)メンバーからメンバーへと橋渡ししながら紹介する、という活動です。
グループ活動ですから、メンバー間の話し合いが非常に大切です。テーマについての共通理解をはかり、取り上げる本や話す順番、本と本をつなぐ言葉を、協力して作り上げていかなければいけません。それぞれが責任を持ちながら、他者への理解やグループ全体でのまとまりをもつことが要求されます。また、実演は、まさにパフォーマンス力が求められる場面です。
こんな素晴らしい活動を、子どもたちにやってもらうだけでは、もったいないではありませんか!そこで、SLiiiCは「GBTに取り組むことで、学校図書館関係者のパフォーマンス&コミュニケーション力が向上するのではないか?」という仮説を立て、みなさんに実践していただいております。この仮説実証のためのひのき舞台こそがSWC2018なのです。劇場という非日常空間で、ぜひ実演をしていただきたいと思っています。
さて、この数度にわたる学習会の様子をつぶさにご覧になっていたのが、劇団フェリーちゃんのなにわえわみさんでした。眼光鋭く時には疑問点など口にしながら、この稀有な脚本家は私どもの行状をきっちりとおさえていたのです。そして、学校図書館関係者の悩みや現状に耳をかたむけるうち、彼女の中で、なんだかすんごい感じの戯曲が生まれそうな、その萌芽が、今スタッフの目の前に現れつつあります。
私たちの普段から感じていることは何か、何が問題なのか何が悩みなのか…それが演劇というアートの形で目の前に出現します。それを観ることで、私たちは多くのことに気づかされることでしょう。そしてこの劇の様子は、映像記録に納めることが決定しております。それはきっと、話し合いや学習会の題材とすることができると考えています。
参加方法
事前申し込みは満席となりました。当日券を発行する予定ですので,参加ご希望の方は当日会場まで直接お越し下さい(人数によってはお入り頂けない場合がありますが,可能な限りお入り頂けるように手配します)。
【CM】「マクダバ・タリーク」
今回コラボレーションしている劇団フェリーちゃんの本公演「マクダバ・タリーク」が9月13日(木)から9月18日(火)まで(9月15日のみ休演日),今回の会場シアター・ミラクルで上演されます。
マクダバとはアラビア語で「図書館」,タリークは「道」という意味です。人と精霊,魔法と現実の入り交じるアラビアンな世界。舞台上で繰り広げられる群像劇をぜひご覧下さい。
なお,2日目の9月16日(日)のSLiiiCサマー・ワーク・キャンプ2018終了後,15:00と19:30にもステージがありますので,ぜひ一緒にご覧になって下さいませ。
【ハシゴ企画】
SLiiiCサマー・ワーク・キャンプ2018にご参加の方は,当日受付でチケットの半券をご提示頂くと100円のキャシュバックが受けられます!
http://gekidanfelichan.wixsite.com/myship/next-stage
劇団フェリーちゃん第三の航海
『マクダバ・タリーク』
作・演出 なにわえわみ
むかしむかしの物語、
めでたしめでたしその先で、
砂地を吹く風は潮の香を運ぶ…
それはこの世にいないもの
だけど貴方にみえてる、きこえてる、
未知なる道行き満ち足りて
導かれては見違える
《日程》
2018年9月13日(木)~18日(火)
13日(木) 19:30
14日(金) 14:00★ 19:30★
15日(土) 休演日
16日(日) 15:00 19:30
17日(月祝) 14:00 19:30
18日(火) 13:00 17:30
※受付開始・開場は開演の30分前
《会場》
新宿シアター・ミラクル
東京都新宿区歌舞伎町2-45-2 カイダ第3ジャストビル4F
(西武新宿線「西武新宿駅」北口より徒歩約1分、各線「新宿駅」東口出口より徒歩約8分)
《料金》
当日・前売り 3000円
プレミアム 4000円※座席指定、お土産付き。※14日は販売無し
大学・専門生 2500円
中・高生 500円※要学生証提示
★14日は写真撮影可能デー!!
・撮影をされる方:4000円
・撮影をしない方:2500円
《あらすじ》
カーラ・サータ〈光の大陸〉は元来ひとつの王権が治める土地であったが、現在はバナフサシュ・ハルク〈すみれの野原〉とサフサール・タル〈やなぎの丘〉の2つの地域に分かれ、それぞれに王朝が成立している。 バナフサシュ・ハルクの貧民街の出身であるアルドゥは、王女マリカとの身分違いの恋を、精霊バルルの力を使って成就させ、その婚礼の儀が執り行われようとしていた。アルドゥの幼馴染たちも王宮に招かれ、国政の変革に期待を寄せる。
しかし宴の最中、サフサール・タルの刺客が現れ、アルドゥの命を狙う。貧民街の出であるアルドゥの王位継承を認めず、バナフサシュ・ハルクの王朝を滅ぼし、カーラ・サータの統一を図っているのだ。アルドゥはバルルの力で刺客を跳ね除け追いつめるが、刺客もまた不思議な力でその場を逃げおおせる。アルドゥは、サフサール・タルの側にも精霊がついていることを悟り、2つの地域の境界に位置するマクダバという建造物を訪れる。 延々と続く巨大な壁、マクダバ。そこには歴史上の様々な事象が書き留められている。
そこに住まうイルムと呼ばれる女性は、精霊と人との縁を結ぶ力を持っていた。海、波、そして沼といったように、水に纏わる名で呼ばれる精霊という存在。それは人が実在を望むが故に存在する虚像。存在し続けるために人に依存する、そのために人の願いを叶えるが故、人が精霊に依存する。
人と精霊。魔法と現実。
求める幸せは、何故、叶わないのか…。
《Cast》
岩崎あゆみ
汀
なにわえわみ
(以上劇団フェリーちゃん)
阿部志鴻(スターダス・21)
伊藤瑛佑
木村早陽
合田孝人
櫻弥恵
ヒガシナオキ(gekidanU)
柚木成美
川村玲於奈(劇団三日月座)
小鳥遊空
知乃(劇団TremendousCircus)
広瀬奈央
ヤマモトリョウ
桜井咲黒(虚飾集団廻天百眼)
※日替わりキャスト※
13日・14日 岡田勇輔
16日・17日昼 南条ジュン(鳥の首企画)
17日夜・18日 窪田裕仁郎(Voyantroupe/しもっかれ!)
《Staff》
脚本・演出 なにわえわみ
舞台監督 今泉馨(P.P.P.)
照明 横原由祐
音響 堀米つばさ
美術 桜井咲黒
衣装 すみよしこ・汀・粕谷萌
演出補佐 ヒガシナオキ
演出助手 伊藤成美・金子真千
殺陣 合田孝人
宣伝美術 水間朝香・汀
撮影メイク ウヅメ・十郎
スチル撮影 小池ウラン
映像撮影 乙黒恭平
制作 黒田哲平(Voyantroupe)・岩崎あゆみ
《企画・製作》
劇団フェリーちゃん